中学受験の塾はいつから始めるべき?入塾早期化の話題

昨今、中学受験が過熱していて中学受験を検討されているご家庭も多いのではないでしょうか。中学受験を決めたのはいいけど塾にはいつから通えばいいのか悩みませんか?新小4?新小3?最近は、席を確保するために小1から通うご家庭もあるようです。なんとなく小4から入塾した兄アリの経験を踏まえて紹介します。

新小4から入塾

新小4から入塾するのがスタンダードな話をきき、多くのご家庭が選択されると思います。実際、兄アリの通っている早稲アカも新小4のタイミングでクラスが増設されました。(小学3年生の2月から新しい学年がスタートするためこの時期はまだ3年生ですが新小4となります。)塾によって、進む速さ・宿題量・予習型・復習型それぞれ特徴があるのでお子さんにあった塾を選定されるといいと思います。

新小4から入塾するメリット・デメリット

新小4からスタートすると、精神面でも成長しているので勉強に対して抵抗なくスムーズに取り組めると思います。

メリット

・低学年は友達と放課後たくさん遊べる

・やりたいこと、習い事に熱中できる

兄アリは、とにかく毎日全力で友達と放課後遊び倒しました。習い事も週3スイミング、週2野球、週1体操・英会話とフルコースです。入塾後は体操と英会話をお休みすることに(兄アリは辞める事を極度に嫌がります。なので実際は辞めましたが、本人にはお休みとゆう形で納得してもらいました)行きたい中学校があったので勉強に取り組むことはできましたが、それでも入塾後遊びたい気持ちを我慢している姿を見ると心が痛くなりました。兄アリにはいつも遊ぶメンバーの中に中受組がいないので勉強に集中できる環境ではなく、改めて環境の大事さを感じました。

デメリット

・小1からスタートしている子との差

・通塾前の対策なしで上位クラスは難しかった

兄アリは「神童タイプ」ではなくごりごりの「努力タイプ」です。上位クラスに在籍している生徒はほとんどが小1からの生徒さんで、努力タイプの兄アリの場合最上位クラスに辿り着くのに1年かかりました。この1年が意味すること。1年間兄アリは本当に苦しみました。学習している時間と結果がついてこないジレンマ、勉強のやり方が違うのか?質が悪いのか?トライ&エラーの繰り返しでした。それでも途中で投げ出さずに続けられたのはスイミングで得た仲間の存在が大きかったように思います。ゴールは違くても目指す心が一緒の仲間に出会えたことはかけがえのない宝物です。クラス別で授業で取り扱う範囲も違い入塾後のクラスアップ、下剋上の厳しさが身に染みました。

小1から入塾する

新小4からでは定員オーバーで入れないから、座席確保のために入塾するケースもあるようです。早稲アカは小1・2年生はスーパーキッズになります。保護者説明会に参加しましたが、考えて学ぶことに注力していてとても楽しい授業の雰囲気が伝わってきました。高学年とは違い宿題の量も多く感じませんでした。

小1から入塾するメリット・デメリット

週に1回なので負担も少なく、考えることが好きなお子さんにはおすすめです

メリット

・高学年で上位クラスに在籍する確率が高い

・準備期間が長いため余裕ができる

上位クラスをスーパーキッズ生が8割を占めていました。1.2年生は少人数制とのことで手厚く指導していただける印象です。高学年に向けて先取りのイメージで少しでもストックしておき、尚且つ楽しく考える力をつけるメリットがあります。

デメリット

・息切れ

・友達と遊べない

受験は6年生です。6年間走り切れるでしょうか?小1だとまだ精神的に幼く4年生であればすぐ理解できることも1年生では困難なこともあります。友達と外で元気よく遊びたい、これが本音ではないでしょうか。遊んでいる時の笑顔を見ると改めて思います。でも子供は親の期待に応えようとしてくれるのがひしひしと伝わってきます・・なのでバランスよく学ばせてあげれば楽しく通塾できると思います。

入塾を決めたらまずは授業体験

我が家は新小4スタートと決めていたので、11月頃に情報を収集して家から徒歩15分の2つの塾の体験を申し込みました。通常授業を体験することで授業の雰囲気を味わうことができ兄アリはどちらの塾も楽しかったけど通いたいのは早稲アカかなとのことで早稲アカに決定です。

小3冬期講習の活用

冬期講習はクラス別で子供に合ったクラスを紹介してもらいました。無料体験(12月上旬)→冬期講習(12月下旬)→入塾(1月)の流れですが、入塾キャンペーンなども活用するとお特に入塾できると思います。新小4の2月からの入塾を予定していましたがキャンペーンなどもあり1月からそのまま入塾になりました。体育会系の兄アリにはピッタリだと思います・・・あの恒例のハチマキ夏合宿・・合格のハチマキが巻きたいんだーと言っています・・校舎が新しく綺麗だったのもポイントのようです。

小1冬期講習の活用

キリ妹も入塾希望ですが、我が家は通塾は新小4からでいいのではと考えているので、2日間と短い期間であれば負担も少なく塾に慣れる意味で冬期講習に参加することにしました。しかし小1の冬期講習を受講したところ衝撃を受けました。小4の兄アリと難易度は違えど考え方が同じであること・・・オカンは思いました。すぐに入塾させたいと。1年から学習している子には追いつけない・・新4年になるとみんな頑張ります。みんながまだ手をつけていない時期にどれだけ種をまけるか、ここだと思いました。しかしオトンは「低学年は遊ぶべき、まだ早い、失敗も大切だ」なのでしばらくは、長い休みの講習のみ受講する方針でいきたいと思います。

キリ妹は新小3から入塾を検討中

兄アリの経験からキリ妹は新小3からの入塾を検討しています。オトンもオカンも中学受験は未経験なので手探り状態です。失敗を繰り返して自分の努力で成功体験を積んで欲しいと願っています。しかし兄妹でも性格も違うのでその子に合った環境を整えてあげたいと思っています。早稲アカの先生とキリ妹についてお話しする機会がありました。キリ妹はとてもマイペースで兄アリほど体力もない事を伝えると、くもんに通っているなら今すぐの入塾ではなくF教材をひとつ目安に進めて新小3からでも焦らずゆっくり進めていきましょうとのことでした。

まとめ

昨今入塾の早期化が話題ですが、兄妹でも個性はひとそれぞれなので一概に何年生からスタートするのがいいとは言い切れないと実感しました。我が家のケースでは、真面目でコツコツ働くアリさんタイプの兄は新小4スタートでキャッチアップすることができましたが、マイペースで楽観的なタイプの妹は新小3ぐらいでスタートするのがいいかなと検討中です。





コメント

タイトルとURLをコピーしました